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森保監督 チャーター便遅延トラブルで合流遅れのメンバーも「起用できると考えていきたい」

[ 2021年11月10日 13:49 ]

<日本代表練習>指示を出す森保監督(左)(C)JFA
Photo By 提供写真

 日本代表の森保一監督(53)は10日、W杯アジア最終予選ベトナム戦(ハノイ)に向けた公式会見に臨み、チャーター便の遅延トラブルでハノイ到着が大幅に遅れた欧州組11選手(古橋、南野、伊東、鎌田、原口、守田、冨安、吉田、板倉、川島、堂安)も起用する可能性を明言した。

 「メンバー選考の中では起用できると考えていきたい。最終的には、いつも通り練習を見て決めたい。日常のクラブで存在感を発揮して代表に選出されている。体調さえ回復し、普段の力を発揮してくれれば日本の力になってくれると思います」。

 欧州組11選手を乗せたチャーター便は給油のため経由したロシアでトラブルに遭遇。約10時間の足止めを食らい、予定よりも半日遅れで前日9日の午後10時(現地時間)にハノイ入り。チーム全体での練習は10日の公式練習のみ。予期せぬアクシデントに見舞われた格好となった。

 「起きてしまったことは仕方ない。勝っていくためには想定外に起きるピンチも皆で乗り越えていかなくてはならない。機内にとどまらなければならなくなった選手は工夫してリラックスし、いい休養が取れたと聞いている。疲労が取れたとポジティブに捉えたい。現実を受け入れ、次に向けて何が出来るか、選手には働きかけていきたい」と話した。

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2021年11月10日のニュース