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横浜 J1歴代2位タイ8得点大勝!FW前田がハット達成 城彰二以来クラブ日本人2人目の20得点到達

[ 2021年11月6日 19:27 ]

明治安田生命J1第35節   横浜8―0FC東京 ( 2021年11月6日    日産ス )

<横浜・FC東京>後半3分、ハットトリックを達成し笑顔の前田(左)(撮影・小海途 良幹)
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 明治安田生命J1リーグは6日、各地で3試合が行われ、前節V逸が決まった2位の横浜はホームでFC東京に8―0で大勝した。

 8得点はJ1歴代2位タイの得点数となった。0―1で敗れて優勝を逃した3日の前節、G大阪戦から中2日。選手ミーティングを行い、優勝という目標を失っても反骨心を見せることを誓い合った。練習時間も少ない中で、アタッキングフットボールを大復活させた。

 中でも圧巻のパフォーマンスを見せたのは、W杯アジア最終予選メンバーに選出された日本代表FW前田大然(24)だった。今季2度目のハットトリックを達成。クラブでは1998年の城彰二以来日本2人目となる20得点の大台に到達し、J1首位の得点数を21まで伸ばした。

 得点王へ独走状態に入った韋駄天(いだてん)は「チームメートがあっての自分のゴールだと思うので、チームメートに感謝したい。ここ数試合自分たちのサッカーが全然できていなくて、サポーターに申し訳ない気持ちでいっぱいだったので、こういう素晴らしいゲームを見せられて良かった」と安堵(あんど)した。8日からベトナムで合宿が始まる代表活動にも弾みを付け「ゴールを取らないと生き残れないと思うので、しっかり結果にこだわってやっていきたい」と意気込んだ。

 前田を左ウイングではなく久々に開始から1トップで起用したマスカット監督も、そのプレーを大絶賛。「中央での素早い突破もそうだが、他の選手へのサポートも素晴らしいものを見せてくれた。最高のプレーを見せてくれた」。手放しで褒め、「きょうの彼の素晴らしいパフォーマンスが欧州の方で放送されないことを祈っている」と笑顔でジョークを飛ばした。

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2021年11月6日のニュース