【6日J1見どころ】横浜“ACLのPO免除”2位確定目指しFC東京と対戦　清水の新指揮官初陣は？

清水の平岡宏章新監督
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　明治安田生命J1リーグは6日、第35節第1日の3試合が各地で行われる。3日に川崎Fのリーグ連覇が決まり、焦点は来季のACL出場権が与えられる上位3枠争いと、J2への降格枠4から抜け出す残留争いに絞られた。

　今季初の連敗で逆転優勝の望みを失った2位の横浜は、ホームでFC東京と対戦する。4位の名古屋と勝ち点差が11あり、勝てば無条件で3位以上、さらに3位の神戸が引き分け以下ならACLプレーオフが免除される2位が確定する。直近のリーグ戦は4―0、3―0と大差で連勝しているカードとあり、気持ちを立て直して2位の座を狙う。

　3位の神戸は、降格圏の17位から浮上を目指す徳島をホームに迎える。「海峡ダービー」とも称される同カードは今季はルヴァン杯と天皇杯でも実現し、神戸が2勝1分け1敗とリード。ともにモチベーションは高く、最後まで白熱した戦いが見られそうだ。

　全て無得点で3連敗中、残留圏ギリギリに位置する16位・清水は、4日にロティーナ監督が途中退任。ホームでの札幌戦が、平岡宏章監督のもとで戦う初戦となる。平岡監督は昨季も同様の形で終盤に指揮を執り、2連勝発進から4勝2分け3敗と白星を先行させた。土壇場でクラブが下した大きな決断は、果たして吉と出るか。