柏MF神谷優太チーム救った2戦連発！指揮官絶賛「次につながる」勝ち点１

明治安田生命J1リーグ第31節   柏1―1仙台 （ 2021年10月2日    三協F柏 ）

柏・ネルシーニョ監督
Photo By スポニチ

　柏はホームで仙台に1―1で引き分けた。前半10分に中央突破から先制点を許すも、MF神谷優太（24）の2戦連続弾で追いついた。ともに2連敗で迎えた一戦は、痛み分けとなった。

　3試合連続で先制される苦しい展開だったが、神谷のひと振りがチームを救った。後半33分、こぼれ球にいち早く反応。「狭い中で一瞬のシュートコースが見えた。打たないと入らないと思った」と左足を振り抜き、ゴール左へ流し込んだ。

　その後も互いにゴール前まで迫るも得点は奪えず、勝ち点1を分け合う結果に。ネルシーニョ監督（71）は「しっかり勝ち点1を積めたのは、次節につながる」と前向きに語った。

　7月の横浜戦で負ったケガから復帰し、調子の良さを印象づけた神谷。指揮官も「今まさにチームが求めている選手」と攻守における献身性に信頼を寄せている。先月26日のG大阪戦に続きゴールを奪った神谷は「最後の質が高ければ高いほど点は入る」と、さらなる得点を見据えた。