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エスペランサSC クラブトークンの新規発行と販売をスタート

[ 2021年9月24日 09:34 ]

 関東1部リーグに所属するエスペランサSCが24日(午前11時開始)、ブロックチェーン技術を利用したトークンプラットフォーム「FiNANCiE」上で、クラブトークンの新規発行と販売をスタートさせる。

 クラブトークンはブロックチェーン技術を利用した新しいファンサービス・クラブ応援ツール。トークンはブロックチェーンで発行・管理され、保有者の売買に応じて価格が上下、サポーターが増えれば価値が上昇する可能性もある。欧州ではプロスポーツチーム中心に幅広く展開され、日本国内でもJ1湘南やJ2群馬などが発行している。

 販売売上はクラブ強化や地域への貢献活動、人材育成などに活用され、エスペランサも将来的なスタジアムの建設、悲願のJFL昇格を目指して、クラブトークンの発行を決断。年末にはセレクションの様子をトークン保有者にオンライン配信する予定で、トークン保有者が投票で選ぶ選手枠も作られるという。

 元アルゼンチン代表のオルテガ・ホルヘ・アルベルトを父に持つエスペランサSCのオルテガ・グスタボ代表は「トークン枠という選手枠を設け、トークン保有者の方にセレクションをご見学いただき、投票によって選手を選出するという方法で、実際のチーム構成にも関わることができます。トークンを通じて、たくさんの方に意見を頂き、チームを強化・成長させていきたいと思っています」と意気込みを語っている。

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2021年9月24日のニュース