×

5カ月ぶり復帰のC大阪・進藤が決勝弾 プロ初の右サイドバックで、久高友雄さん命日に白星届けた

[ 2021年9月23日 05:30 ]

明治安田生命J1第32節   C大阪1ー0広島 ( 2021年9月22日    Eスタ )

広島に勝利し、サポーターに手を振りながら引き揚げるC大阪・進藤
Photo By 共同

 各地で3試合が行われ、C大阪はアウェーで広島と対戦し、1―0で勝利した。5カ月ぶりとなる出場を果たしたDF進藤亮佑(25)が後半10分に先制点をマーク。これが決勝弾となり、チームにとって公式戦4試合ぶりとなる白星をもたらした。

 帰ってきた伏兵が、公式戦13連戦の12試合目でヒーローになった。後半10分、ペナルティーエリア内まで攻撃参加していた進藤がMF坂元の落としたボールに反応すると左足を振り抜く。ストライカー顔負けの強烈なシュートが突き刺さった。

 「長く試合に出ていなくて気持ちは強かったけど、今まで通りで臨もうと思っていた」。6月に右足関節後方インピンジメント症候群の手術をし、4月18日の浦和戦以来となる出場。右サイドバックに入るのはプロになって初めてだったが、札幌時代から持ち味とするゴールセンスを復帰戦で示した。

 この日は、かつてC大阪のJリーグ昇格に貢献し、99年に胃がんで亡くなった久高友雄さん(享年36)の命日。天国のレジェンドにも白星を届けた。

続きを表示

2021年9月23日のニュース