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神戸・大迫 メモリアル弾はオレが!28日FC東京戦、移籍初ゴールで代表戦へ弾みつける

[ 2021年8月28日 05:30 ]

オンラインで取材に応じた神戸・大迫(C)VISSEL KOBE
Photo By 提供写真

 半端ないメモリアル弾に期待は膨らむ。神戸は、28日にホームのノエスタでFC東京と対戦する。今夏に新加入した日本代表FW大迫勇也(31)は、デビュー戦となった前節大分戦に続く先発が濃厚。クラブとしてJ1通算1000得点に王手をかけている中、移籍後初ゴールで3連勝に貢献し、日本代表として臨むW杯アジア最終予選に弾みをつける。

 疲れの気配は全く感じさせなかった。神戸移籍後、初めて臨むホームゲームを前に大迫が報道陣のオンライン取材に対応。デビュー戦となった大分戦の後は「かなりしんどかった」と話していたが、中2日で迎えるFC東京戦の先発出場にも自信を示した。

 「もちろん次もスタートから出る準備はできている。初めてのホームでの試合は楽しみ。点を取りたいし、チームが勝てるようなプレーをどんどん出していきたい」

 神戸の練習に合流したのが23日。まだ1週間もたっていないものの、既にクラブを背負う風格がにじみ出ている。いきなりスタメンに名を連ねた大分戦は確かに苦しさもあったとはいえ「日本の暑さ、試合の流れを体感できたことが一番大きかった」と今後への手応えをつかんだ。

 チームの今季3度目となる3連勝が懸かった一戦。同時に、クラブとしてのJ1通算1000得点に王手をかけている状況で試合に臨む。節目のゴールへの意欲を問われ「何でもいいから点を取りたい」とサラリと答えた背番号10。FWとしてのこだわりを持つだけに、何よりも移籍後初得点という数字を欲している。

 「しっかりと結果を残していきたい。責任を背負いながらプレーしてきたつもりだし、それを神戸でも出せればと思っている」

 FC東京戦を終えれば、日本代表に合流しW杯アジア最終予選に挑む。再び日の丸を背負う前に、まずは新たな本拠となるノエスタで存在感を見せつける。

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2021年8月28日のニュース