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C大阪・小菊監督 いきなり大一番“大阪ダービー”で初陣「ワクワクしている」

[ 2021年8月28日 05:30 ]

練習で選手たちに指示を送る小菊新監督(C)CEREZO OSAKA
Photo By 提供写真

 C大阪の小菊昭雄新監督(46)が27日、自身の初陣として迎える28日のG大阪戦(パナスタ)を前にオンライン取材に応じた。レヴィー・クルピ監督の事実上の解任を受け、26日にコーチから昇格。森島寛晃社長と梶野智チーム統括部長から要請され「やるしかないと。自分の経験を還元するタイミングだと思った」と語った。

 これまでクルピ監督や尹晶煥監督、ロティーナ監督らをサポートしてきた新指揮官。C大阪に携わってから24年目にして、初めてトップチームの監督に就任した。「セレッソといえば、攻撃的なサッカーが身上だと思う」。クラブの伝統は大事にしつつ「守備でハードワークできない選手は使わない」と厳しい言葉も口にした。

 正式な監督として初めて臨む試合が大阪ダービー。「一番負けたくない相手として常に意識してきた。深い縁を感じるし、運命なのかなと。ワクワクしています」。チームは直近13試合で1勝7分け5敗。苦しい状況ながら、ライバルとの一戦で最高のスタートを切る。

 ◇小菊 昭雄(こぎく・あきお)1975年(昭50)7月7日生まれ、兵庫県出身の46歳。滝川二高、愛知学院大を経て、98年にC大阪U―15コーチに就任。スカウト時代は香川真司の獲得に貢献し、06年にトップチームのアシスタントコーチに就任。その後は約15年間にわたってC大阪のトップでコーチを務める。

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2021年8月28日のニュース