×

なでしこ主将・熊谷「負けたら終わり、勝つしかない」30日準々決勝スウェーデン戦

[ 2021年7月29日 20:52 ]

<なでしこジャパン>軽快な動きを見せる熊谷(撮影・西尾 大助)
Photo By スポニチ

 東京五輪のサッカー女子日本代表「なでしこジャパン」はあす30日、準々決勝のスウェーデン戦(埼スタ)に臨む。前日のこの日は、千葉県内で最終調整を行った。

 1次予選3試合を終え、ここからは一発勝負のノックアウトステージに突入。練習後に取材対応した主将のDF熊谷紗希(30=Bミュンヘン)が「本当にここからが勝負。負けたら終わりですし、勝つしかない」と強調すれば、MF長谷川唯(24=ACミラン)も「本当に負けたら終わりという中で、チームとして映像を見たり話し合ったり、本当にいろんな修正をしてきているので、それをしっかりぶつけたいと思います」と話し、負けられない大一番へ闘志を燃やした。

 スウェーデンはFIFAランク5位の強国(なでしこは10位)。1次リーグも優勝候補の米国を3―0を破るなど、参加国唯一の3連勝で首位通過を果たした。スウェーデンリーグでプレーしているMF林穂乃香(23=AIK)は、普段からその強さを肌で感じており、この日も「やっぱり良いチーム。体格もしっかりしていて、技術もある」と強い警戒を示した。一方で「90分の中で切り替えの部分だったり、絶対にどこか隙は出てくると思う」とし、「守備の時間が多くなっても、短い時間でゴールを奪えるように狙っていくことが大事。みんなで絶対に勝ちたいと思います」と、必勝を誓った。

続きを表示

この記事のフォト

2021年7月29日のニュース