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FC東京・DF小川諒也 代表で長友佑都から学んだ世界基準の“スピード”「刺激あった」

[ 2021年6月25日 18:34 ]

 FC東京の日本代表DF小川諒也(24)が25日、都内での練習後にオンライン取材に対応し、22年W杯カタール大会への熱い思いを口にした。

 「自分の一番の目標だし、ずっと描いてきた夢。そこに対してすごく意識するし、出て活躍するにはまだ自分の中で足りない部分が数多くある。それをあと1年くらいで改善しないといけない」

 前回の代表活動ではクラブの大先輩であり、自身と同じ左サイドバックで長く日本代表を支えているDF長友佑都(34)から多くのことを学んだ。その最たるものが「スピード」だ。単純な足の速さではなく、状況判断やパスの早さ。「(長友とは)自主練の時間やジョギングしている時間に話した。(欧州の試合を)自分たちは観たりはできるが、実際に経験した選手の話は貴重だったし、どのくらいレベルが違うのかを話してもらった。刺激はあったし、まだまだ自分に足りない部分はすごく見つかった」。世界と渡り合うための基準点をつくってクラブに戻ってきた。

 ただ、この経験を生かすも殺すも自身次第だと分かっている。気鋭のサイドバックは「FC東京でも代表でも意識高くもっとやっていかないと、ずっと海外にいる選手と距離を縮められないというか、離されてしまう」とし、「どこにいっても自分次第というか、高くモチベーションをもってやることが大事。FC東京にいたら成長できないとは思っていない」と言葉に力を込めた。

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2021年6月25日のニュース