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アジアでも強い名古屋 柿谷が全3得点に絡み2連勝スタート「僕、国際大会強いんですよ」

[ 2021年6月25日 22:45 ]

ACL1次リーグ   名古屋3ー0浦項 ( 2021年6月25日    タイ・ブリラム )

浦項戦勝利後に会見に応じる名古屋フィッカデンティ監督(左)と柿谷(C)N.G.E.
Photo By 提供写真

 名古屋が2連勝を飾り、決勝トーナメント進出に前進した。JDT戦から中2日の過密日程でスタメン5人を変更して臨んだものの、マッシモ・フィッカデンティ監督も「選手を褒めるところしかない」と目を細める3発圧勝。同組最大のライバルとして警戒心を示していた浦項を粉砕した。

 「こういう暑い中で全員がハードワークした結果。走り切った結果だと思う。またきょうは豊田市でパブリックビューイングをしていて、その人たちの声援が力になった」

 チームメートやサポーターの“後押し”に感謝を口にしたが、この日の主役は紛れもなく“ジーニアス(天才)”の愛称で親しまれるFW柿谷だった。まずは前半34分、MF斎藤からの縦パスを受けると、反転からの右足ミドルをニアに突き刺して先制点。後半20分には右サイドからFW山崎の位置を見極め、エリア内に丁寧なパスを通して相手DFのハンドを誘発した。さらに後半37分にもMFマテウスのダメ押し弾をアシスト。全得点に絡んだ。

 「僕、国際大会強いんですよ。よ~く点を取っているイメージが自分でもある」。C大阪時代含めて12試合6得点。シーズン開幕前に自信を口にしていた通りの活躍を見せた。

 今大会はレギュレーションが変わったものの、2連勝スタートした過去のJクラブは5クラブ全てが決勝トーナメント進出を果たしている。「僕たちは勝つためにここ(バンコク)に来た。最後まで勝利を積み重ねたい」と柿谷。再び中2日で迎えるラーチャブリー戦(タイ)に向けて、気持ちを切り替えた。

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2021年6月25日のニュース