FIFA会長　東京五輪へ「全面的に支援する」、日本の状況は認識

FIFAのインファンティノ会長
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　国際サッカー連盟（FIFA）のジャンニ・インファンティノ会長は21日、FIFA総会後の記者会見で、中止論が高まる東京五輪について「安全で安心な環境で行われる大会を全面的に支援する」とコメントした。

　国際オリンピック委員会（IOC）の委員も務めている同会長は、「何が起きているか分かる」と日本の状況を認識していたが、「五輪はサッカーのW杯と同じで、開幕すれば人々の気を紛らすことができ、希望や喜びを与えられる」と強調した。

　IOCのバッハ会長はビデオメッセージを送り、「サッカーは特別な役割がある。東京で会いましょう」とあいさつした。

　≪W杯2年周期の実現性検証へ≫男女のW杯を2年に1度開催した場合の影響や実現性などを検証することを決めた。4年サイクルのW杯の間には、欧州選手権やアジア杯などの各大陸連盟の主要大会が開催されており、実現へのハードルは高い。インファンティノ会長は「商業面ではなく競技面を最優先に考える」と説明した。