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京都が新潟との頂上決戦制して首位浮上! MF川崎が決勝ミドル「正直、ホッとしている」

[ 2021年5月23日 16:12 ]

明治安田生命J2リーグ第15節   京都1―0新潟 ( 2021年5月23日    デンカS )

 京都が新潟との“頂上決戦”を制した。首位・新潟と勝ち点1差の3位で迎えたアウェー戦。今季の昇格を占う大一番で、アカデミー育ちの19歳が大きな仕事をやってのけた。

 「チョウ(チョウ貴裁監督)さんからはもっと得点を取らないといけないと開幕前から言われていた。正直ホッとしている。このスタジアムは去年デビューした地。とても嬉しい」

 0―0の後半13分、FWピーター・ウタカのパスを受けた2年目MF川崎颯太が冷静に右足を振り抜いてミドルシュートを突き刺した。自らが回収したセカンドボールが起点となり、プロ初得点が貴重な決勝弾となった。

 MF本間至恩やMF高木善朗ら個人技の高い選手を中心に攻め込む新潟に対し、京都はチョウ貴裁監督が浸透させたハードワークで対抗。押し込まれる時間帯もあったが全員で粘り強く守り、GK若原智哉の好セーブも光った。新潟にリーグ戦で勝利するのはJ1、J2通じて09年月22日以来9試合ぶり。J2トップに躍り出る試合終了の笛が鳴った瞬間、川崎を中心に歓喜の輪ができ上がった。

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2021年5月23日のニュース