×

浦和18歳GK彩艶 川口能活以来2人目の快挙!デビュー3戦連続完封勝ち

[ 2021年5月23日 05:30 ]

明治安田生命J1第15節   浦和2-0神戸 ( 2021年5月22日    埼玉 )

<浦和・神戸>前半、相手のシュートを止めに行く浦和GK鈴木(左)(撮影・西海健太郎)
Photo By スポニチ

 浦和のGK鈴木彩艶(ざいおん、18)が95年の川口能活(当時横浜M)以来、史上2人目の快挙を達成した。前半19分にはペナルティーエリア内で神戸MFイニエスタのシュートを左手一本ではじくビッグセーブ。最後までゴールを割らせず、デビューから3戦連続完封勝ちを飾った。

 世界的な名手を前にしても動じない。「角度的にコースはあまりない。先に動かない、ボールに反応すること」を肝に銘じ、実践した。前半40分には攻撃の起点となるスローイングでも自慢の強肩を発動。剛速球はハーフラインを超えた。「ビルドアップ面などまだ課題が多い」と話すが、随所に底知れぬポテンシャルを見せた。

 ガーナ人の父と日本人の母を持ち、恵まれた身体能力を持つ。初選出のU―24代表では6月親善試合を経て04年アテネ大会の平山相太(19歳2カ月6日)を超える、史上最年少での五輪出場を狙う。18歳の守護神は「川口さんは若い頃から落ち着きがあった。若いからどうこうでなく落ち着いたプレーがしたい」と頼もしかった。

続きを表示

2021年5月23日のニュース