浦和　守護神・西川が救った！ルヴァン1次L逆転突破「楽しかった」

YBCルヴァン杯1次リーグ最終節　C組   浦和2ー0横浜FC （ 2021年5月19日    埼玉 ）

＜ルヴァン杯　浦和・横浜FC＞前半、相手の決定的なシュートをヘディングで止める浦和GK西川（左）
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　各地で8試合が行われ、C組の浦和は横浜FCを2―0で下し、1次リーグ突破を決めた。日本代表GK西川周作（34）が好セーブを連発し、完封。横浜FCはFW三浦知良（54）が自身の最年長出場記録を更新するも得点には絡めなかった。この日、新たにB組の神戸、C組の湘南、D組は清水が突破決定。プレーオフの日程と対戦カードも決まった。

　浦和の日本代表GK西川が「頭」でビッグセーブを見せた。1―0の前半10分、ペナルティーエリア外で相手MFマギーニョと1対1の大ピンチ。ループシュートに抜群の反応を見せ、ヘッドでブロック。「あそこで失点しなかったのがポイントになった。（失点）ゼロで勝ち上がるのが僕の使命」。窮地を救い完封で逆転でのC組1位突破に導いた。

　リーグ戦では直近2試合で18歳の鈴木に先発の座を譲っていた。J1通算502戦出場の守護神は、それでも「外れた時に感じたのはこういう時間も意味があると。このままでは終わりたくないし、本当に試合が楽しかった」と前向きだ。終盤から54歳のカズを投入し、クラブ初の1次リーグ突破を狙った横浜FCを最後まで寄せ付けなかった。