横浜・樺山 18歳弾!高卒新人プロ初ゴールがクラブ歴代2位年少記録、5発快勝導いた

[ 2021年4月29日 05:30 ]

ルヴァン杯1次リーグ第4節   横浜5ー2仙台 ( 2021年4月28日    ユアスタ )

<仙台・横浜>前半、プロ初ゴールとなるチーム2点目のゴールを決める樺山(左)
Photo By 共同

 1次リーグ第4節の8試合が各地で行われ、D組の横浜は敵地で仙台に5―2で快勝した。高卒新人のFW樺山諒乃介(18)が前半33分にプロ初ゴールを決めた。C組では横浜FCが柏に2―0で勝利し、FW三浦知良が後半45分から出場。今季の公式戦出場は3月10日のリーグ浦和戦以来2度目で、自身の持つルヴァン杯の最年長出場記録を54歳2カ月2日に更新した。

 足先で自らの“壁”を破った。前半33分、樺山は水沼からのパスを左で受けると、得意のドリブルで目の前のDFを揺さぶりながらかわし、右足でコントロールした一撃をファーサイドに突き刺した。18歳7カ月11日での得点は、ルヴァン杯ではクラブ歴代2位の年少記録となった。

 「結果を残すためにずっといろいろ壁にぶつかっていたので、このゴールはこれからの自分のプレーに響いてくるのかなと思う」。まるで長らくゴールから遠ざかったベテランのように、新人はゴールの味をかみしめる。

 興国高から今季加入した。高校の先輩には3月に日本代表に選出された神戸のFW古橋がいる。「自分もJの舞台に立ったらあれくらい活躍しないとあかんと思っていた」という。川崎Fとの開幕戦ではクラブの高卒ルーキーとして、14年ぶりの先発。技術力の高さで中学時代から名をはせたMFは、華々しいデビューを飾った。

 ただ、以後は一転。守備などの戦術理解に苦しみ、2度目の3月3日のルヴァン杯仙台戦を最後に先発から名前が消えた。「“何で出られへんねん”と人のせいにするのではなく、自分に課題があるのは分かっていた」。練習では先輩の技を見て盗んだ。終盤にダッシュを繰り返すメニューはいつも最後まで残る。それでもこの日はポステコグルー監督から「フィットネスの部分で限界」と前半だけで交代させられた。

 課題は次への成長の糧。「(ホームで)マリノスのサポーターの目の前で決めたい」と次なる壁を定めた。

 ◆樺山 諒乃介(かばやま・りょうのすけ)2002年(平14)9月17日生まれ、大阪府出身の18歳。SSクリエイト―RIPACE―興国高。U―16日本代表、U―17、U―18同候補に選出された。昨年3月にフランス1部(現2部)トゥールーズのセカンドチームに練習参加。昨季は特別指定選手。今季、高卒新人では14年ぶりに川崎FとのJ1開幕戦に先発した。1メートル71、68キロ。

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