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日本代表のDF松原「僕は2倍以上でいかないと」山根へのライバル心燃やす

[ 2021年3月28日 12:49 ]

DF松原
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 サッカー日本代表のDF松原健(28)が28日、30日のW杯アジア2次予選モンゴル戦(フクアリ)に向けてオンラインで取材対応した。25日の親善試合韓国代表戦(3―0)では、同じ右サイドバックのDF山根視来(27)が代表デビュー戦で先制ゴール。同試合で山根が、主将のDF吉田麻也(32=サンプドリア)から受けた「Jの1・5倍で戦え」の助言を引き合いに出して「視来が1・5倍でいけと言われたのであれば、僕は2倍以上でいかないとポジション取れないので」と、ライバル心を燃やした。

 大分の下部組織から2010年に2種登録デビュー。新潟を経て、17年から横浜の主力として最終ラインを支えてきた。14年のキリンチャレンジカップ以来となる代表招集に「今までやってきた自信もあるので、リラックスして臨めている」と話すが、韓国戦での出場機会はなく「同じ右サイドバックの視来が結果を残すというのは、いい危機感を持てた」と、同世代のゴールに刺激を受けている。

 日本代表の右サイドバックは酒井宏樹(30=マルセイユ)、2番手にDF室屋也(26=ハノーファー)が君臨する。ともに今代表は招集外。現状は2人に台頭する選手が出ていないだけに、絶好のアピールの機会でもある。敵陣での絶妙なスルーパスを武器とする松原は「視来にないものも自分は持っている。もう一試合ある。そこに対しては何が何でも出たい。韓国戦を振り返って、自分が入ったらどうプレーできるか考えてきた。思い描いた部分をだしていければ」と、猛アピールを誓った。

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2021年3月28日のニュース