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U―24日本代表・横内監督 “中2日”アルゼンチンとの再戦「勝利をお届けできたら」

[ 2021年3月28日 12:29 ]

26日のU-24アルゼンチン代表戦での横内監督
Photo By スポニチ

 東京五輪世代のU―24日本代表を指揮する横内昭展監督(53)が28日、29日の同アルゼンチンとの再戦を前に、オンラインの前日会見に臨んだ。0―1で敗れた26日の初戦を踏まえて臨む、北九州での第2戦。「勝利を皆さんにお届けできたら」と話した。

 東京から北九州への移動を含む中2日の過密日程ゆえに選手間にコンディションのばらつきがあることから、メンバーについては「もう少し考えたい」と慎重に見極める考え。前日27日のリカバリーを早めに切り上げたMF久保建英(19)については「少し張りがあったので軽めのジョギングになっていた」と説明し、「今朝状態をチェックしましたけど、ずいぶん回復しているので、もちろん戦力の一人として考えている」と問題がないことを明かした。

 19年11月、初めて五輪世代のベストメンバーで臨んだコロンビア戦では選手同士のコミュニケーションが足りず、試合中の修正力に欠けて0―2で完敗した。今回の相手は同じ南米でも五輪予選を首位突破している強豪アルゼンチン。それでも26日の初戦では先制されても崩れなかった。

 背景には選手たちが自ら状況を立て直そうと、ピッチやハーフタイム中の控え室でコミュニケーションを取る姿勢があったという。指揮官は「前回よりもずいぶん成長してくれた。チームがバラバラになることはなかった」と手応えを感じている。

 Jリーグとは異なる激しい球際の戦いにも勝機はある。「うまくいった選手もいればいかなかった選手もいた。ただ、全体で見た球際のデュエルの勝率は、データでは五分五分だった。2試合目の試合はもう少しやれるかなと思う」と期待を込めた。

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2021年3月28日のニュース