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浦和が新設「Jエリートリーグ」初戦で札幌に競り勝つ 平川監督が初陣飾る

[ 2021年3月28日 19:25 ]

実戦復帰した浦和DF藤原(中央)
Photo By スポニチ

 浦和は28日、今季新設の「Jエリートリーグ」第1節の札幌戦に3―2で勝利し、白星発進した。FW武藤が前半12分、MF田中のクロスを押し込んで先制するなど2得点で存在感を見せれば、DF宇賀神も相手守備の隙を突き、右サイドから得点を決めた。2日のルヴァン杯湘南戦で左眼窩底骨折を負ったDF藤原も待望の実戦復帰。セットプレーからの失点など課題も残したが、流れの中から得点を重ね、収穫も見られた。

 先発はGK塩田、DF宇賀神、藤原、工藤、福島、MF関根、武田、阿部、伊藤涼、田中、FW武藤の11人。経験豊富な選手とまだ出場機会のない若手らを融合させた。田中、伊藤涼はルヴァン杯柏戦から2日連続のスタメンとなった。

 21歳以下の選手3人登録を条件に開催のエリートリーグ。指揮を執った平川コーチは「監督」としての初陣を白星で飾った。試合後はクラブを通じ「エリートリーグの目的として若手育成ということがありますが、経験を持った選手たちと一緒にプレーできることが若手を育てることに役立つと思います。表現したものはリカルドのサッカーでしたし、中々、試合に出場できていなかった選手たちも自分たちはできるんだということを表現してくれたと思います」と振り返った。  

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2021年3月28日のニュース