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浦和MF明本は走力が武器 「前への推進力は通用する。どんどん仕掛けたい!」

[ 2021年3月8日 13:20 ]

オンライン取材に対応する浦和MF明本

 浦和の新戦力、MF明本考浩(23)が8日、オンライン取材に応じた。既に今季は開幕スタメンを果たすと6日の鳥栖戦でも後半から出場。驚異的とも言える走力で存在感を見せている。初めてのJ1、手応えと課題については「前に行く推進力は(J1で)通用する部分がたくさんある。どこでパスを受けるのかなど判断のスピードはまだ遅いと感じてます」と話した。

 次戦は10日、ロドリゲス体制での初勝利を懸け、ホームに横浜FCを迎える。試合2日前から「スイッチ」を入れるという明本の頭には既に戦い方のイメージがある。「横浜FCさんも中に堅い守備をしている。早くサイドで受け、仕掛けて起点を作るというのを増やしたい。シュートの意識を全体で増やしていきたい」。

 開幕から第6節までルヴァン杯を含め週2試合ペースが続く。肉体面のケアは交代浴、メンタル面のリフレッシュと言えばピッチを離れたら1度、頭からサッカーを離し、映画や音楽など好きなものに没頭、試合2日前から再びサッカーに集中すること。「サッカーから少し離れて無心になって好きなことをする。試合2日前からはサッカーに集中して相手のこと、自分が何を何をすべきか、常に勝利のこと考えて過ごしてます」。

 昨年、J2栃木で先輩だった元浦和のFWエスクデロ競飛王(32)からレッズの素晴らしさを何度も聞かされた。そのエスクデロも背負った「15番」を継承し、埼スタのピッチに立つ。「勝って喜ぶシーンを、それ以上に闘うシーンを見せたい。どん欲に仕掛け、突っ込んで行きたい」と力強かった。

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2021年3月8日のニュース