レンジャーズが10季ぶりのスコットランドリーグ制覇　国内リーグ55回目の優勝で世界最多記録更新

6日のセントミレン戦後、スタジアムの外に集まったサポーターと喜ぶレンジャーズのジェラード監督（AP）
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　サッカーでスコットランド1部のレンジャーズが7日、10季ぶりの復活優勝を決めた。28勝4分けの不敗で勝ち点を88に伸ばしていた中、10連覇を狙っていた2位セルティックがダンディーUと0―0で引き分け、6試合を残して王座を奪還した。現役時代にリバプールとイングランド代表で活躍したスティーブン・ジェラード監督は「これはチームの努力の結果。記念碑的な偉業を達成したチームの監督だったことを誇りに思う」と語った。

　55回目の国内リーグ制覇で世界最多記録を更新したレンジャーズは財政破綻を受けて12～13年シーズンに4部降格から再出発した。スコットランドはレンジャーズと優勝51回のセルティックが長くタイトルを分け合い、2強以外で優勝したのは84～85年のアバディーンが最後。チームを率いていたのは、のちにマンチェスター・ユナイテッドの指揮官となるアレックス・ファーガソン監督だった。