PAOK・香川、上々のリーグ戦デビュー！地元メディアも絶賛「存在は際立ち、違いを生み出す」

ギリシャ1部   PAOK2ー2アポロン・ズミルニ （ 2021年2月7日 ）

アポロン・ズミルニ戦の後半、途中出場しパスを受けるPAOKの香川（共同）
Photo By 共同

　ギリシャ1部PAOKに加入した元日本代表MF香川真司（31）がリーグ戦デビューを果たした。7日、ホームのアポロン・ズミルニ戦で1―1の後半17分から出場。積極的にボールを受け、停滞していた攻撃を活性化。警戒を強める相手が複数で対応してきた場面では、たびたびボールを浮かせて意表を突くパスを通して存在感を発揮した。

　得点に絡むことはなく、チームも格下に2―2で引き分けたが、地元メディアのスポルタイムは「出場してすぐにエリートであることを証明した。時間は少なくても存在は際立ち、違いを生み出す」と絶賛。新天地で初出場となった3日のギリシャ杯AEL戦に続く出場で周囲との連係も深まりつつある。次戦は10日のギリシャ杯ラミア戦。初先発や初ゴールへの期待が高まることになりそうだ。