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新戦力の柿谷や斎藤には負けない 名古屋FW山崎が練習試合で1G1アシスト「もっとアピール」

[ 2021年2月9日 19:52 ]

練習試合   名古屋4ー0J3八戸(45分×3) ( 2021年2月9日    黄金森公園 )

J3八戸との練習試合で1得点1アシストした名古屋FW山崎(中央) 
Photo By スポニチ

 名古屋がJ3八戸に貫禄勝ちを収めた。45分×3本の変則マッチで計4―0。気を吐いたのは、昨年26試合出場1得点に終わったFW山崎凌吾(28)だった。

 1本目の30分にMF前田直輝にパスを通して先制点をアシストすると、圧巻だったのは2本目の12分だ。「長沢選手から縦パスが入った時、ファーストタッチでボールを置きたいところに置けた。それが良かったので左足を振り抜けた」と反転しながら強烈な左足ミドルを突き刺した。トップ下に入った柿谷とは「ほぼ初めて」という縦関係のコンビとなったが、1得点1アシスト。FW柿谷曜一朗やMF斎藤学ら大型補強に注目が集まる中、1メートル87の大型ストライカーが存在感を発揮した。

 加入初年度だった昨年はキャンプ時に負傷。「去年はキャンプから負傷したし、自分が思ったようなシーズンではなかった。結果をみると不甲斐ない」と忸怩たる思いを抱えていた。だが今季は背番号を「9」に変更して心機一転。「ケガなく順調にできている」と充実した表情を浮かべる。

 12日には沖縄キャンプ締めくくりとなる練習試合・湘南戦。「競争は激しい。もっとアピールしていきたい」と2連発締めを見据えた。

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2021年2月9日のニュース