大宮が新体制で始動　岩瀬監督「勝つことと戦うことを継続して積み上げる」

柏時代の岩瀬健監督（18年12月撮影）
Photo By スポニチ

　J2大宮が16日始動、オンラインで新体制発表会見が行われた。西脇徹也強化本部長は「昨年の年間15位には強化のトップとして責任を感じる。昇格をターゲットに、ひとつひとつ課題をクリアして勝ち点ものにしていく」。岩瀬健監督（45）の招へいについては「もう一度フットボールビジョンを持ち、偶発性ではなく継続性のあるサッカーにしたい。勝つためには点を取らないといけないので、攻撃で主導権を持つチームを目指す」と、これまでの大宮スタイルから、攻撃的なサッカーへ方向転換する考えを示した。

　98年から02年まで大宮に在籍し、OBでもある岩瀬監督はミーティングで選手に「勝つこと、戦うこと、積み上げること」を求めたという。「練習などすべての時間を勝つために使い、勝つことの大事さ、結果にこだわっていきたい。球際や切り返しなどの細かいことも戦うためには必要、そして勝つことと戦うことを継続して積み上げたい」と、方針を示した。J1昇格達成への自信を聞かれると、「現時点ではすべての試合に勝つつもり」と話した。