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J2京都の実好監督が感謝の白星締め誓う 20日に群馬戦

[ 2020年12月18日 20:07 ]

J2京都・実好監督
Photo By スポニチ

 J2京都の実好礼忠監督(48)が“有終星”に気合を入れた。悲願のJ1昇格は叶わず、すでに今季限りでの退任が決定。20日・群馬戦(サンガS)がラスト采配で「次の試合だけで恩返しはできない」と口にするものの「少しは何か力になれれば」と今季支えてくれたサポーターに、勝利で感謝の気持ちを伝えるつもりだ。

 現在8位。トップクラブでの指揮は初めてで、一時は3位まで浮上した。だが5試合連続で勝てなかった夏場、2点リードを引っ繰り返された大宮戦など苦しい時期も経験。振り返れば「なぜ、ああいう選択をしたのか…とか“なんで”“なんで”が多く、その心の揺れがチームに影響した。それが、こういう結果をもたらしたという気持ちが大きいし、応えられなかったのが残念」と口にする。

 だが「48年間生きてきて一番、成長した」と強調する。群馬戦は集大成の1戦。来季につながる明るい希望を見せ、チョウ貴裁氏にバトンを渡す。

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2020年12月18日のニュース