岡崎VS久保 史上初のスペイン1部日本人対決はドロー 日本サッカー史に新たな一ページ刻む

[ 2020年9月15日 05:30 ]

ウエスカ戦終了後、ウエスカの岡崎(中央)と言葉を交わすビリャレアルの久保(右)
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 世界最高峰のスペイン1部リーグで初の日本人対決が実現した。2部から昇格したウエスカのFW岡崎慎司(34)は13日の開幕節で、MF久保建英(19)のビリャレアル戦にフル出場し、日本人選手12人目の1部デビュー。ベンチスタートの久保は後半32分からトップ下で出場し、1部で初めて日本人選手が同時にピッチに立った。試合は1―1で引き分けた。

 歴史的瞬間が訪れた。後半32分、ビリャレアルの久保が途中出場。先発していたウエスカの岡崎とともに、スペイン1部で初めて日本人選手2人が同時にピッチに立った。

 「目標は2桁ゴール」と意気込む岡崎がまず見せ場をつくった。スペイン1部で日本人最年長出場となった34歳ベテランは、前半35分に得意の頭で初シュート。42分にポストプレーの巧みなターンで相手2人をかわし、先制点の起点となった。

 ドイツ1部、イングランド・プレミアリーグと合わせて、日本人で初めて欧州4大リーグの3つでプレーする快挙を達成。15歳下の久保との日本人対決について、開幕前に「年齢は関係ない。負けたくない」と話していた通り意地を示した。

 新天地で初陣となった久保も決定機をつくった。途中出場からトップ下でプレー。引いて守る相手の厳しいマークに苦しみながら、終了間際にペナルティーエリア左で浮き球を胸トラップ。左足でシュート性のクロスを入れたが、相手GKの好守に阻まれた。

 約20分のプレー中に2人が絡むことはなかったが、試合後はタッチとハグで健闘を称え合った。J1清水の控えから“雑草魂”ではい上がってきた岡崎と、バルセロナ下部組織出身で日本人で初めてRマドリード入りした久保。対照的な2人が、日本サッカー史に新たな一ページを刻んだ。

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