久保ら“東京世代”五輪へ再出発宣言　78人総出演でメッセージ公開「目標は金メダル」

久保（下段左端）らU―23日本代表イレブン
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　日本サッカー協会は13日、17年の森保ジャパン立ち上げ以降に招集されたMF久保建英（19＝マジョルカ）ら全78人の東京五輪世代がリモートで総出演する異例のメッセージ動画を公式YouTubeで公開した。選手たちはコロナ禍での医療従事者らへの感謝とともに「勇敢な姿を、大和魂を見せられるように」「僕たちの目標は金メダルです」などの決意を発している。

　動画発信はMF中山雄太（23＝ズウォレ）やMF堂安律（21＝PSVアイントホーフェン）らが音頭を取り、選手たちが自ら企画した。五輪延期決定後、初の“代表活動”。メッセージの内容考案から撮影まで選手で行い、5月末のオンライン会議には70人以上が参加する団結力を見せたという。

　「多くの人に感じてもらえるようなものを」（中山）、「僕らを応援してくださる方々を増やし、元気を与えられるようなものができたら」（冨安＝ボローニャ）などの思いで完成した。今後の代表活動は未定だが、五輪世代は一体となって再出発を宣言した。