J3福島MF鎌田大夢 ブンデス2戦連発の兄・大地に負けん「開幕デビュー弾」誓う

[ 2020年6月3日 10:13 ]

パスを出す鎌田
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 J3福島ユナイテッドは2日、福島市の十六沼公園サッカー場で全体練習を再開した。高卒ルーキーのMF鎌田大夢(18)は、実戦形式の練習で軽快な動きを見せた。ドイツ1部で2試合連続ゴールを決めている日本代表MFの兄・大地(23=Eフランクフルト)から刺激を受け、開幕スタメンと初ゴールを目指す。

 全24選手でのトレーニングを楽しむように、笑みも交えてボールを追った。青々とした芝生の上で約1時間半、ユナイテッド・イレブンはミニゲームなどの実戦形式の練習メニューを中心に汗を流した。鎌田は「ちゃんとサッカーをやれている感じがあった。みんなとコミュニケーションを取れたこともうれしい。久しぶりで(サッカーは)いいなと思ったし、調子もどんどん上がってきている」と声を弾ませた。

 新型コロナウイルスの感染拡大で、4月9日に活動を休止したユナイテッド。5月11日からチームを2つに分けた時差トレーニングで活動を再開していたが、全体練習は54日ぶり。J3の開幕も27日に決まるなど目標もはっきりしたイレブンは、必死に体を動かした。鎌田は「運動量が落ちているのは分かっていたので、止まらずにボールに関わり続けました。でも、やはり最後はバテました」と苦笑いだった。

 兄の活躍が鎌田の背中を押している。世界に先駆けてリーグが再開したドイツで、大地は2試合連続ゴール。鎌田は「おめでとう」とLINEで送信した。「僕としてもうれしい。得点力が凄いし、自分も決めきる力が大事だと思った。ゴール、アシストを意識して練習できている」と偉大な兄に少しでも追いつこうと精力的に取り組んでいる。

 ユナイテッドが活動休止の間は、過去の練習試合の動画などを見て、自分のプレーの癖やミスの原因をチェックした。中3日など過密日程が予想される今季だが、鎌田は「ケガをしなければ試合に出られる。アシストとゴールともに2桁を目指して、開幕デビュー戦でゴールを決めたい」と語気を強めた。チーム最年少のルーキーMFが、開幕からチャンスをつかみ取る。(近藤 大暉)

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