FC東京、サイゴンFCとの提携発表　大金社長「サッカー文化の醸成に寄与できれば」

　FC東京は8日、ベトナム1部サイゴンFCと提携すると発表した。サッカースクール事業や地域貢献活動などを含むクラブ運営全般、アカデミー組織立ち上げに協力する。契約はベトナム社会主義共和国南部解放記念日の4月30日に合意したという。

　FC東京の大金直樹社長（53）は公式サイトで「私たちがホームタウン東京で展開してきたサッカーによる地域への貢献事業、サッカーの普及事業、選手の育成において高く評価いただき、この度、SAI　GON　FOOTBAL　CLUBとクラブ間での提携をすることになりました。ベトナム最大都市であるホーチミンにおいて、サッカーを通じた地域貢献やサッカーの普及、選手育成をサポートしサッカー文化の醸成に寄与できればと思います。今後は東京とホーチミンとの積極的な国際都市交流に発展していけるよう務めてまいります」とコメントした。

　なお、活動開始時期については、ベトナムへの渡航および現地での活動制限が解除後に開始予定となっている。