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コロンビアの悲劇?サッカーのサポーター15人が母国戻れず 国境封鎖で放浪の旅

[ 2020年4月15日 15:59 ]

ブエノスアイレスのホテルで記者に向かって叫ぶインデペンディエンテ・メデジンのサポーター(AP)
Photo By AP

 サッカーの南米クラブ王者を決めるリベルタドーレス杯の観戦のためにアルゼンチンのブエノスアイレスを訪れていたインデペンディエンテ・メデジン(コロンビア)のサポーター15人が、試合終了から35日が経過した14日現在、依然として母国に戻る手立てを失ったままになっていることが明らかになった。

 15人は現在、新型コロナウイルス感染対策の「自己検疫用」に指定されているブエノスアイレス市内のホテルに収容された状態。当初は3月10日のボカ・ジュニアーズ戦を観戦したあと、ボリビアとブラジル経由の陸路でコロンビアに戻ろうとしたが、ボリビアの国境付近にさしかったところでアルゼンチン政府が国境を封鎖(3月15日)。その後はブエノスアイレスの北東500キロにあるラキンタという町の中を15日間もさまよい、暴徒に殴られ、強盗の被害にもあうなど悪夢のような日々が続いた。

 やむなくバスに乗ってブエノアイレスにUターン。しかし今度はそのバスが市内に入ることを許可されていなかったために警察官に制止され、すぐに「自己検疫用」のホテル行きとなった。検査では15人全員が陰性。AP通信による電話取材に答えたアンジェロ・タボルダさんは「こんなことになるとは思ってもいなかった。コロンビアの政府になんとか助けてもらいたい」と語っているが、目下のところブエノスアイレスから4886キロ離れたメデジンへの移動手段は皆無となっている。なおブエノスアイレスのコロンビア領事館では滞在費は負担するとしているが、そこから先の帰国方法については言及していない。

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