武藤所属のニューカッスル、スタッフを一時解雇…コロナ影響で経営厳しく

　FW武藤嘉紀（27）が所属するイングランド・プレミアリーグのニューカッスルが、選手以外のスタッフを一時的に解雇した。英BBC放送（電子版）など複数のメディアが30日に報じた。

　新型コロナウイルスの感染拡大に伴い、プレミアリーグは4月30日まで中断。公式戦が開催ができないことで欧州のクラブは減収に直面しており、ニューカッスルはクラブを守るという理由でスタッフの一時解雇（レイオフ）を決めたという。4月末までの給与は全額支払われる。スタッフ解雇はプレミアリーグで初めて。

　英国政府は月2500万ポンド（約33万円）を上限に給与の8割を補償する支援策を26日に発表しており、ニューカッスルはその制度を利用するようスタッフに指示を出しているという。解雇されたスタッフは、スカウトやユースアカデミーのコーチも含まれている。