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なでしこ、五輪前最後の国際大会へ出発 高倉監督「総合力が試される」

[ 2020年3月2日 17:54 ]

米国遠征出発前に囲み取材に応じたなでしこジャパンの高倉麻子監督
Photo By スポニチ

 国際親善大会シービリーブス杯(現地時間5日開幕、米国)に出場するなでしこジャパンが2日、成田発の航空機で現地へ出発した。今大会には東京五輪出場を決めている米国、イングランドと、近年成長が著しいスペインが参加。なでしこジャパンにとっては五輪前最後の国際大会参加で、現在の力を見極める重要なテストの場になる。出発前に取材に応じた高倉麻子監督は「チームの修正点や世界で勝つための課題を拾えると思う。非常にいいシミュレーションになる」と期待を寄せた。

 今大会は2日おきに3試合をこなすハードスケジュール。五輪もW杯と比べると試合間隔は短くなるだけに、夏の大一番を想定し、選手のコンディション維持といったチームマネジメントを再確認する機会でもある。「チームの総合力が試される。選手のコンディションもあるが、ある程度(メンバーを)固めてやっていけそうなので、うまくバランスを取りながらやっていきたい」と青写真を描いた。

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2020年3月2日のニュース