サンプドリアDF吉田麻也、新型コロナ影響で新天地デビューまたお預け　2日ベローナ戦延期

サンプドリアに移籍したDF吉田麻也
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　イタリア・セリエAのサンプドリアに加入した日本代表DF吉田麻也の新天地デビューが、また持ち越しとなった。

　リーグは1日、新型コロナウイルスの感染拡大を受けて、2日に予定されていたサンプドリア―ベローナを5月13日に延期すると発表した。サンプドリアは前節のインテル・ミラノ戦に続く2試合連続の延期。地元メディアでは、吉田がベローナ戦で先発し初出場を果たすと予想されていた。

　地元紙ガゼッタ・デロ・スポルトによると、サンプドリアの本拠地ジェノバ市があるリグーリア州が「我々の州は感染者がまだ出ていないので、（他の州から）観客を呼ぶリスクを冒せない」と無観客試合での開催を要請。しかし、リーグ側が提案を拒否して、延期を決定したという。地元紙イル・セーコロ・デーチモノノは「正式決定が出たのは（1日）午後9時になってから」と開催前日の急な発表だったと報道。リグーリア州は4日まで小中学校を閉鎖して、感染の拡大防止を図るという。