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J2京都 プレシーズン戦での不適切な旗の掲出を謝罪、禁止掲出物周知徹底へ

[ 2020年2月15日 16:15 ]

 J2京都は15日、今月9日行われたプレシーズンマッチC大阪戦(サンガスタジアム)のホームゴール裏自由席(京都側)で、ナチス親衛隊のマークを用いたデザインの応援旗が掲げられていたことを発表した。クラブは使用したサポーターを厳重注意。不快な思いをさせたことを謝罪し、あらためて禁止掲出物の周知徹底を行うことを発表した。

 この発表で京都は、9日の試合での不適切な旗の掲出があり、「Jリーグでの共通ルールに則り、弊クラブといたしましても、差別的思想を連想させる旗、横断幕等の持ち込み並びに掲出は固く禁止させていただいており、クラブとしても大変遺憾に思っております」とし、掲出物の内容確認を強化して、公式サイトに掲出している試合運営管理規定に従い、クラブが不適切と判断した旗や横断幕等の掲出や行為などについて厳正に対処していくとした。

 さらにサポーターに対しては「ご迷惑をおかけしましたことを重ねてお詫び申し上げます」と謝罪し、観戦マナーについてあらためて公式サイトに掲載し来場の際の理解と協力を呼び掛けた。

 広報によると、そのサポーターはインターネットなどを検索し、マークの意味を理解せずに応援旗に使用。試合後に騒動になっていることを知り、後日にクラブ側へ謝罪に訪れたという。

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2020年2月15日のニュース