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イニエスタ 52歳現役に脱帽「カズさん凄い」

[ 2020年2月15日 05:30 ]

開幕戦での健闘を誓う横浜FCの三浦知良(右)と神戸のイニエスタ
Photo By スポニチ

 Jリーグは14日、都内で開幕前恒例のキックオフカンファレンスを開催した。リーグ開幕カード別に登壇する中、神戸の元スペイン代表MFアンドレス・イニエスタ(35)は横浜FCの元日本代表FW三浦知良(52)に最大限のリスペクト。23日のリーグ開幕戦での“共闘”を熱望した。

 W杯や欧州CLなど37個のビッグタイトルを手にしてきた魔術師にとっても、日本が誇るレジェンドは別格だった。イニエスタは壇上で並んだカズに最大限の賛辞を贈った。

 「日本サッカー界を引っ張ってきた人。今、僕は35歳だけど、カズさんのサッカーへの情熱はすごい。脱帽です。僕もできるならば52歳までプレーしたいものです。長くやるためにコンディションをしっかりと見ていきたい。カズさんの姿には尊敬しています」

 会話を交わすのは初めて。だがトップを走る者同士が打ち解けるのに、時間は必要なかった。スタジアムが満員になる欧州CLと違い、12日のACLジョホール戦は7256人と寂しい数字だった。イニエスタはカズに「なぜですか?」とサッカー文化の違いについて質問したという。カンファレンスのみの時間では話し足りず、イニエスタは「神戸に来た時には食事にいければ」と誘った。

 「新しいチーム、新しい仲間とかかわりあう中で、自分も成長してきた。今季はそれを踏まえてベストバージョンを見せるよ。リーグ戦は一番大切な挑戦になる。自分のベストなプレーをしたい」

 富士ゼロックス・スーパー杯、ACLと2連勝の幸先良いスタートを切ったが、イニエスタはリーグ戦の重みを口にする。その上で「一緒のピッチに立って、対戦できれば」とカズとの“共闘”を望んだ。順調なら23日にピッチで再会。レジェンド2人が新たなJリーグの開幕を世界に発信する。

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2020年2月15日のニュース