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マジョルカ リーグ戦4試合ぶり白星!久保アシストVARで“幻”も途中出場で攻撃活性化

[ 2020年2月15日 22:57 ]

<マジョルカ・アラベス>後半から出場した久保(右)(C) SAFELOCK Entertainment
Photo By 提供写真

 スペイン1部18位のマジョルカは15日、ホームで同14位のアラベスと対戦。後半18分にコロンビア代表FWクチョ・エルナンデスが移籍後初ゴールとなる先制弾。1―0で勝利し、リーグ戦の連敗を3で止めた。5試合連続ベンチスタートとなったMF久保建英(18)は後半7分から途中出場。VAR判定により今季3アシスト目は幻となったがチームの攻撃を活性化させる“起爆剤”として勝利に貢献した。

 試合は前半31分にPKを獲得し先制のチャンス。しかしMFサルバ・セビージャのシュートが相手GKに止めれてしまいゴールならず。3戦連続無得点中のチームだけに痛いPK失敗となった。

 0―0のまま後半へと折り返すと同7分に久保を投入。中盤右サイドに入ると、いきなり2分後に決定機を演出。左サイドの深い位置でボールを受け、ドリブルでペナルティーエリアに進入。相手を引きつけフリーのMFダニ・ロドリゲスにパス。ダニ・ロドリゲスがそのままネットを揺らし、先制点かと思われたがVARのチェックが入りノーゴール判定。久保にボールが渡る前にFWクチョ・エルナンデスの手にボールが当たっていたため、久保のアシストは“幻”となった。

 それでも久保投入で攻撃のスイッチが入ったマジョルカは後半18分に待望の先制点。左サイドからのクロスにゴール前へ飛び込んだクチョ・エルナンデスがダイビングヘッド。GKの弾いたこぼれ球を再びクチョ・エルナンデスが鋭く反応し、右足で押し込んだ。

 この貴重な1点を最後まで守り抜き、リーグ戦4試合ぶり白星。勝ち点18で下位3チームが並ぶ厳しい降格争いの中、勝ち点3を獲得し暫定ながらセルタを抜き降格圏脱出となる17位に浮上した。

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