J2北九州が必勝祈願　小林監督が絵馬に決意「積極的に挑戦！！」

源平合戦ゆかりの甲宗八幡神社で必勝祈願を行ったJ2北九州
Photo By スポニチ

　4年ぶりにJ2復帰を果たす北九州が11日、北九州市門司区の甲宗八幡神社で必勝祈願を行った。

　玉井行人社長（62）、小林伸二監督（59）、この日、今季の主将に就任したMF川上竜（25）が、選手、スタッフを代表して玉串を奉納。選手たちも深々と頭を下げて今シーズンの飛躍を誓い、各々の決意をしたためた絵馬を奉納した。

　参拝を終えた小林監督は「J2にチャレンジできる喜びをかみしめて積極的にチャレンジしていく。目標は1ケタ順位」と抱負。絵馬には「積極的に挑戦！！」と記し、「ミクスタでのJ2は初めて。相手に合わせることなく積極的に戦いたい」と、前線からプレスをかけていく攻撃的サッカーを貫く決意を口にした。開幕戦は熱戦必至の“福岡ダービー”となるが「みなさん楽しみだと思う。特別なものにしていきたい。結果は分からないが、シーズンを通して伸びていくキーになるゲームになれば」と期待をこめた。

　指揮官からの「ぶれない。どんな練習でも必ず先頭に立って引っ張ってくれる」という厚い信頼で主将に指名された川上は「一昨年も主将をしたので驚きはなかったが、その年は（J3最下位で）かなりかなり苦しい思いをした」と心境を吐露。「そのリベンジという意味でも今年良い結果を出して、2年前の経験が良かったと言えるようにしたい」。自身にとっても初となるJ2での戦いに気合がみなぎる。開幕戦へ向けては「相手がどこであろうと、毎試合勝つことだけを考えてやっていきたい」と話した。