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マルディーニ家3代目がセリエAデビュー ACミランMFダニエル、U―19イタリア代表

[ 2020年2月3日 21:34 ]

イタリア・セリエA第22節   ACミラン1―1ベローナ ( 2020年2月2日    ミラノ )

祖父、父に続きセリエAデビューを果たしたダニエル・マルディーニ(AP)
Photo By AP

 マルディーニ家の3代目がセリエAデビューを果たした。

 ACミランのU―19イタリア代表MFダニエル・マルディーニ(18)が2日、ホームのベローナ戦で後半48分から途中出場。背番号98のユニホームを着て右MFに入り、3分ほどの短いプレー時間でボールにはほとんど絡めなかったが、試合後にクラブ公式テレビで「デビューは目標だった。これから続けて出られるようにしたい」と喜びを語った。

 ダニエルはACミランのレジェンド、元イタリア代表DFのパオロ・マルディーニ氏(51)の次男。2016年に亡くなった祖父チェーザレ氏、父パオロ氏はともにACミランでDFとして活躍したが、3代目は攻撃的MFでユースの10番を背負うホープだ。

 昨年3月に地元衛星放送スカイスポーツで「イタリア代表でプレーしたいし、祖父、父のようにいつか(ACミランの)トップチームでプレーするのが夢」と話していたダニエル。「ポジションは攻撃的MF、トップ下でゴールを狙う。特長は少ないタッチでのプレー、セットプレー、予測の速さ」と自己分析していた。現在ACミランでテクニカルディレクターを務める父パオロ氏からはアドバイスを受けるそうで、いつも「ピッチでは冷静に、ピッチ外では謙虚に」と言われるという。

 兄のクリスティアン(23)もACミラン下部組織出身で、現在はセリエCのファーノでセンターバックとしてプレーしている。

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2020年2月3日のニュース