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神戸 主将継続イニエスタ“当然の頂点”へ5冠宣言「タイトルを全部勝ち取りたい」

[ 2020年2月3日 05:30 ]

今季初めて日本の報道陣の取材に応じるイニエスタ(左)
Photo By スポニチ

 イニエスタから5冠宣言が飛び出した。神戸は2日、沖縄キャンプ最終日に軽めの調整。2年連続で主将を務めることになった元スペイン代表MFアンドレス・イニエスタ(35)は、この日の練習後に今季初めて日本メディアの取材に応じ、全タイトル獲得へ意気込んだ。まずは8日に1冠目を懸けた富士ゼロックス・スーパー杯の横浜戦(埼玉)に挑む。

 
 順調な調整ぶりを示すかのように、イニエスタは滑らかな口調で「5冠」への抱負を語った。沖縄キャンプ最終日となったこの日、練習後に今季初めて日本メディアの取材に対応。新たなシーズンへの意気込みを問われると、当然のように頂点だけを見据えた。

 「(沖縄で)良い形でシーズンのスタートに向けて準備ができた。(今季は)達成できるものは全部、達成したい。そういう意味では、勝ち取れるタイトルを全部、勝ち取りたいと思っている。それが難しいことは知っているけど、目標は高く設定するべきだから」

 リーグ、ルヴァン杯、天皇杯の主要3大会に加え、今季はACLにも出場する。そして、公式戦初戦として真っ先に待ち受けるのが、8日の富士ゼロックス・スーパー杯の横浜戦。1冠目が懸かる一戦では、もちろんピッチに立つつもりだ。

 「ゼロックス杯にしてもACLにしても、できる限りベストなコンディションで臨みたい。タイトルを獲ってシーズンをスタートできたら最高だと思う」

 チーム始動から4日遅れの1月26日に合流し、同30日に紅白戦で初実戦。前日1日には初めて対外試合(相手は未公表)に出場した。準備期間は短くても、オフ期間にもスペインで調整を積んでおり、沖縄では全体練習合流後は一度も別メニューになることはなかった。8日の富士ゼロックス・スーパー杯、12日にはACL1次リーグ初戦ジョホール・ダルル・タクジム戦を控える中、いきなりの連戦でも出場に意欲を示した。

 バルセロナ在籍時には、08~09年と14~15年にリーグ、国王杯、欧州CLを制し3冠を達成したイニエスタ。タイトルの味を知り尽くす背番号8が、今季も神戸の主将としてチームの先頭に立つ。

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2020年2月3日のニュース