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香川 レアル戦で存在感 地元メディア絶賛「最も研ぎ澄まされた存在」

[ 2020年1月31日 05:30 ]

スペイン国王杯・4回戦   サラゴサ0-4Rマドリード ( 2020年1月29日 )

レアル・マドリード戦の後半、パスを出すサラゴサの香川(手前左)
Photo By 共同

 スペイン国王杯4回戦が29日に行われ、2部サラゴサの元日本代表MF香川真司(30)がトップ下でフル出場したレアル・マドリード戦で存在感を発揮した。

 香川にとってRマドリードとの対戦は、マンチェスターU時代の13年、ドルトムント時代の17年に続いて3度目。計5本のシュートで果敢に迫り後半33分には味方への絶妙なスルーパスを配給して観客をうならせた。

 だが、チームは0―4の完敗で準々決勝進出を逃した。試合後の取材には応じなかったが、ビクトル・フェルナンデス監督の「他の選手には感知することのできないコースにパスを出せる」との高評価が活躍ぶりを雄弁に物語っていた。

 地元メディアも絶賛の嵐。アス紙から「チームの中で最も研ぎ澄まされた存在」と評価を受ければ、マルカ紙からも「サラゴサは香川とソロが指揮を執っていた」と称えられた。2日に首位カディス戦を控え、主力が温存された一戦。出番を得た香川にとって、主力復帰への糸口にもなりそうな90分間となった。 

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2020年1月31日のニュース