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神戸 中国・重慶との練習試合中止 新型肺炎の影響受け「総合的に判断」

[ 2020年1月31日 05:30 ]

紅白戦を終え、選手たちに語りかける神戸のフィンク監督(中央)
Photo By スポニチ

 沖縄キャンプ中の神戸が新型肺炎の余波を受けた。30日に予定していた中国1部・重慶との練習試合が中止になったことを受け、三浦淳寛SDは理由を説明。疲労度など選手たちのコンディション面に加え、中国湖北省武漢市を中心に感染が拡大している新型コロナウイルスの影響を考慮したことを明かした。

 「(新型肺炎の影響が)全くないわけではない」とした三浦SDは「総合的に(判断して)ですね」と続けた。糸満市内でキャンプをしている重慶に対し、神戸側から一昨日に話を持ちかけ、前日に両者の合意のもとで中止が決定。この日に重慶の社長や監督と話し合いの場を持ち「向こうは国も絡んで検査をしていて(罹患者がいないことは)間違いないと。ただ、うちも強度の高い練習をしていて、選手が頑張りすぎているところもあるから」と語った。

 重慶には新型肺炎の症状や体調不良を訴えている選手やスタッフはおらず、両者で「これからも良い関係でやっていきましょう」と話したという。
 
 練習試合に代わって実施された紅白戦では、主力組の2トップを古橋と新加入のドウグラスが形成した。3―5―2の布陣を組み、外国籍選手5人が入った主力組の顔ぶれは、前線以外は昨季と同じ。2月8日に富士ゼロックス・スーパー杯、同12日に中3日でACL1次リーグ初戦を控えており、フィンク監督は「(この2試合で)同じスタメンになるとは思わない」とターンオーバーの導入を示唆した。

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2020年1月31日のニュース