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U23西野タイ、初1次L第突破 日本敗戦に残念、対戦は実現せず

[ 2020年1月16日 05:30 ]

U―23アジア選手権第8日   タイ1―1イラク ( 2020年1月15日    バンコクほか )

<タイ・イラク>準々決勝進出を決め、笑顔でポーズをとるタイ代表の西野監督
Photo By 共同

 前日本代表監督の西野朗監督(64)率いるU―23タイ代表は14日、U―23アジア選手権1次リーグ最終戦イラク戦に1―1で引き分け、A組2位で初めて1次リーグを突破し、52年ぶり3回目の五輪切符まであと2勝と迫った。

 終了の笛が鳴ると、指揮官は両手を大きく上げて万歳。自ら拍手しながら入った会見場では、「コープンカ(ありがとう)」とタイ語であいさつし、目標の8強入り達成に「選手を称えたい」と笑みを浮かべた。

 大一番で第2戦から先発7人を変更するターンオーバーを選択。後半同点に追いつかれても積極的な交代策で流れを渡さず、喉の痛みで試合前の練習を欠席したMFデービスを先発起用する用兵術も成功させた。

 「(日本は)当然1位だと。何とか2番手でいけば対戦できるかと思いましたけど」と1次リーグで敗れた日本との対戦ができなかったことを残念がり、「ポゼッションとスピード感を生かした、タイらしい戦い方で臨んでいきたい」と先を見据えた。

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2020年1月16日のニュース