U23森保ジャパン、不完全燃焼ドローで1勝もできず 田中碧 一発退場&PK献上…VARに泣いた

[ 2020年1月16日 05:30 ]

U―23アジア選手権1次リーグB組   日本1―1カタール ( 2020年1月15日    タイ・パトゥムタニ )

<カタール・日本>サポーターに頭を下げる日本代表(撮影・篠原岳夫)
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 既に敗退が決定していた日本代表は1次リーグB組最終戦でカタールに1―1で引き分けた。後半28分、FW小川航基(22)が今大会初ゴールを記録して先制したが、同34分に同点のPK弾を献上。前半終了間際、不可解なVAR判定によるMF田中碧(21)の退場も響いた。東京五輪前最後の公式戦は、1勝もできない屈辱的な結果となった。

 結局、アジアで1勝もできなかった。先制したものの、わずか6分後にPKで同点ゴールを献上。今大会を象徴するような展開となった。「過去は変えられない。私を含め、この大会を反省し、チーム全員が成長するためにこの経験を生かしたい」と森保監督。だが開催国でなければ五輪出場さえ逃していた1次リーグ敗退。その事実は重い。

 この日もVAR(ビデオ・アシスタント・レフェリー)に泣かされた。前半終了間際、明らかに先にボールに触れたように見えたMF田中碧が、不可解なVAR判定でまさかの一発退場。ゲームプランが崩れ、勝利が遠のく。今大会ではサウジアラビア戦、シリア戦でもVAR判定からPK弾を食らった。今後、何らかの対策が必要なのかもしれない。

 屈辱的な1次リーグ敗退決定が決まったシリア戦の翌13日、選手ミーティングが開かれた。東京五輪までに積み上げていくべきもの、課題は何か。意見を持つ人が思いを口にしGK小島主将が集約した。カタール戦を“消化試合”にしないことも誓い合った。数的不利となった後もFW小川が少ない好機を生かし意地のゴールを決めた。それでも勝利には届かなかった。

 今大会ではA代表と兼任する森保監督の去就問題も浮上した。今後、技術委員会が精査し、日本協会の田嶋会長とも個別の面談が予定されている。東京五輪前の公式戦はこれで終了。今後は親善試合の中でOA枠を含めたメンバー選考、久保、堂安、冨安ら海外組との融合を図る必要がある。昨年11月、森保監督は改めて東京五輪での目標を「金メダル」に定めたが、今大会を見る限り課題は山積み。残された時間は決して多くない。

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