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FC東京内定の明大・中村帆 先輩・F室屋へ宣戦布告「いろんなものを盗みたいし、スタメンを奪いたい」

[ 2019年11月27日 18:46 ]

明大のJリーグ加入内定選手合同記者会見。FC東京に加入が内定しているDF中村帆高(一番左)らが登場
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 明大は27日、都内でJリーグ加入内定選手の合同記者会を行った。同大から来季にプロ入りするのは6名。10年連続のJリーガー輩出となった。

 先輩への堂々たる宣言だった。FC東京への加入が内定しているDF中村帆高(4年)のポジションは右サイドバック。プロのステージに進むと、明大出身の日本代表DF室屋成(24)と定位置を争うことになる。それでも「素晴らしい人とサッカーができる。いろんなものを盗みたいし、スタメンを奪いたい」と強気な発言。スピードと1対1の強さを評価する同大の栗田大輔監督(49)も「今は3バックでウイングバックをやっているが、本来は4バックの右サイドバックが適正だと思う。室屋を追い越して、FC東京のレギュラーを掴んでほしい」と話した。

 入寮当初から室屋とは比べられてきた。「栗田監督から『(室屋)成だったらもっとオーバーラップしているぞ』とか。何かあると室屋さんの話を出されていた」。4年生と1年生の関係だったが、すでに室屋は退部しており、FC東京でのプロ生活をスタート。雲の上にいるような存在と比較され続け、時には反発心も芽生えた。しかし、折れず、曲がらず。「バネがあって、スピードもかなりのもの。4年間鍛えれば、かなりの選手になる」という指揮官の期待を受けて、真っ直ぐに進み続けた。

 FC東京からオファーをもらったのは19年8月中旬だという。当時、J1で首位を快走していたクラブからの誘いに「自分がプレーできるのか」という不安もあった。しかし、ユニホームに袖を通し、首都クラブの一員としてピッチを駆けている自分をイメージしたら、ワクワクが止まらなかった。「どうせ、どこに行ってもポジション争いはある。どうせやり合うなら、壁は高い方がいい」。100メートルで11秒台は絶対に出ると豪語する快足サイドバックは、憧れの存在との真っ向勝負を選択した。

 FC東京の関係者は「リストには常に載っていた」と明かす。だが、本人が就職を希望して活動しているという情報もあり、話は前に進まなかった。しかし、「プロ志望」となると急転。練習参加をさせ、「運動量があって、ピッチを何度も上下動できる。身体能力も高い」と実力を改めて確かめると「(日本代表DF)長友(佑都)や室屋のあとに続ける存在」としてクラブに招き入れた。

 明大は今季、総理大臣杯全日本大学サッカートーナメントと関東大学サッカーリーグ戦で優勝。12月11日に開幕する全日本大学サッカー選手権で3冠を目指す。まずは目の前の一戦に集中し、大学生活で有終の美を飾ることが直近の大目標だ。そこでさらなる自信を得て、中村は夢の舞台へと殴り込む。

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