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サウサンプトン 歴史的惨敗に、試合当日の選手とスタッフの給料を寄付

[ 2019年10月28日 19:05 ]

レスター戦の前半、競り合うサウサンプトンの吉田(右)
Photo By 共同

 日本代表DF吉田麻也(31)が所属するイングランド・プレミアリーグのサウサンプトンは27日、トップチーム所属選手と監督、コーチらの1日分の給与をクラブが運営する慈善団体、セインツ財団に寄付すると発表した。

 サウサンプトンは、吉田もフル出場した25日のホーム・レスター戦で0-9の歴史的惨敗を喫した。1995年3月のマンチェスター・ユナイテッド9―0イプスウィッチに並ぶリーグワーストタイ記録となり、ホームでの敗戦としては前身のフットボールリーグ時代を含めてイングランドのトップリーグ131年の歴史においてワースト記録となった。

 地元サポーターから批判の声が相次いでおり、サウサンプトンは選手とスタッフの一部給与をクラブ運営の慈善団体に寄付することを発表。寄付は、敗れた25日、1日分の給与という。なお、吉田は今年8月、同団体に報酬額の1%を寄付することを発表している。

 サウサンプトン公式サイトは「選手とスタッフは、マンチェスターで行われる2試合に向けて、すべてのエネルギーと集中を注いでいる」とし、29日のリーグ杯4回戦と11月2日のプレミアリーグ第11節のマンチェスター・シティーとの2連戦に向けて全力を尽くしていると伝えた。現在、サウサンプトンは2勝2敗6敗の勝ち点8で、降格圏の18位に沈んでいる。

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2019年10月28日のニュース