G大阪・FW宇佐美がトラウマ払拭の先制PK弾「ここらで払拭しとかなアカンかな、と」

[ 2019年10月9日 22:52 ]

Jリーグ・YBCルヴァン・カップ準決勝第1戦   G大阪2―1札幌 ( 2019年10月9日    パナスタ )

<G大阪・札幌>後半29分、先制点を挙げ喜ぶG大阪・宇佐美(右)(撮影・後藤 大輝)
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 G大阪FW宇佐美にとっては“特別”な瞬間だった。後半29分。MF福田が得たPKのチャンスだ。「周りを見渡した時に“誰も蹴る人がおらんな”と思った」。4日のリーグ札幌戦でFWアデミウソンはPKを外していただけに、自然とキッカー役が回ってきた。

 キッカー有利のシチュエーションながら、脳裏に浮かぶのは3年前の記憶。16年4月19日、ACL水原三星(韓国)との1戦だ。前半37分、ゴール左へ蹴るとGKにストップされた。それは蹴り直しとなったが、右に蹴った“2度目”のPKもGKに楽々とキャッチされた。試合も黒星でACL敗退が決定。「自分が終わらせた」。試合後、号泣した。

 「もう蹴るまいとは思っていたんですけどね。ここらで払拭しとかなアカンかな、と」

 味方から託された重役。覚悟を決めた。深く深呼吸。全神経を右足に集中させた。そして札幌GK菅野との駆け引きを制して、右隅に流し込んだ。奇しくもパナスタでは初のPK弾。チームの勝利とともに“トラウマ”を克服した宇佐美の顔に、安堵の笑みが滲んだ。

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