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湘南 クラブワーストタイ6失点…試合後、サポーターと話し合う場面も

[ 2019年9月29日 23:19 ]

明治安田生命J1第27節第2日   湘南0―6清水 ( 2019年9月29日    BMWスタジアム平塚 )

ゴール裏でサポーターと話し合いをする大野
Photo By スポニチ

 湘南がクラブワーストタイの6失点で大敗。5試合勝ちなしとなった。

 前半25分に先制されると前半だけで4失点。後半も2点を失った。6試合連続で先制される最悪の展開。高橋健二コーチ(49)は「0-6というショッキングな負け方をしたが、これで上位にいける可能性がなくなる分けではない。1週間後に試合があるし、前を向けるようにやっていこうと話した」と振り返った。それでも失点は湘南の特徴の球際で負けたものも多く、この2週間の練習で「ゴール前の守りにフォーカスしてルーズなところをもう一度見つめ直した」という。結果が出ない苦しさが悪循環になっている。

 試合後はゴール裏のサポーターとDF大野和成(30)や高橋コーチが話し合う場面もあった。高橋コーチは「チームがバラバラと思われたのでそんなことはないと。上を向いて戦っていくと話した」という。大野も「プレスの強度とかはふところに入って2度、3度と追うのが湘南のスタイル。それが後手後手。やれていたところもあるので、来週はしっかりとやりたい」と、次節川崎F戦へ切り換えた。

 試合前には臨時でクラブカンファレンスが開催され、チョウ・キジェ監督が指導を自粛している問題について真壁会長らがサポーターに説明。処分が出た後は復帰も視野に入れていることを説明したばかりだが、厳しい結果になった。

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2019年9月29日のニュース