冨安“初ラツ”右SB高評価!本職外で新境地見せた

[ 2019年8月20日 05:30 ]

ピサ戦の後半、競り合うボローニャの冨安(左)
Photo By 共同

 セリエAボローニャの日本代表DF冨安健洋(20)が18日、ピサで行われたイタリア杯3回戦のセリエBピサ戦で公式戦デビューを果たした。本職のセンターバックではなく右サイドバック(SB)に入り、果敢に攻撃参加するなど新境地を見せた。守備面でも安定感を見せ、3―0の完封勝利に貢献した。

 冨安が「新境地」を見せた。新天地でのデビュー戦は右SBでの起用。「前にスペースがあったのでボールをうまく呼び込もうと思った」。早速、前半4分に猛然とオーバーラップ。同13分にはエリア前までドリブルで進入。同34分には長い距離を走った後にクロスと積極性を見せた。

 現在、ミハイロビッチ監督は白血病のため療養中。チームは監督のためにもと一丸になっている。「僕も便乗したい。アグレッシブさはミハイロビッチ監督が求めているもの」と冨安。セリエBの格下相手とはいえ、守備面でも無失点に貢献。最終ラインからの組み立て、1対1も危なげなかった。

 高度な戦術が求められるイタリアで、評価の厳しい現地紙の採点でも及第点。特に攻撃面は「カミカゼのようだ」と評価された。それでも「どこでボールを受けるのか、ポジショニングなど改善は必要」と話す。セリエAでSBの先輩といえば長友(現ガラタサライ)がいる。「(9月に)代表に行くことができて一緒になったらいろいろ聞いてみたい」とも話した。

 次は25日、ベローナとのセリエA開幕戦が待つ。「まだ定位置を確保したとは思っていない。より無失点にこだわる国だし、そこは自身にも求めている」と表情を引き締める。日本が誇る若きDFがカテナチオの国で、上々のスタートを切った。

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