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ロッベン、現役引退を表明「全てが忘れがたき時間」

[ 2019年7月5日 10:50 ]

アリエン・ロッベン
Photo By AP

 2018~19年シーズン限りでバイエルン・ミュンヘン(ドイツ)を退団し、Jリーグ移籍の可能性も報じられていた元オランダ代表FWアリエン・ロッベン(35)が現役引退を表明した。4日に「プロサッカー選手としてのキャリアを終える決断を下した。私のキャリアで最も難しい決断だった」とする声明を発表した。

 分かっていても止められない高速カットインからの左足シュートが、ロッベンの代名詞だった。16歳で2000年にフローニンゲン(オランダ)でプロデビューし、PSVアイントホーフェン(オランダ)、チェルシー(イングランド)、レアル・マドリード(スペイン)を経て、2009年に加入したバイエルン・ミュンヘンでは10シーズンで公式戦通算309試合144得点81アシストを記録。12~13年シーズンは欧州チャンピオンズリーグ(CL)優勝を含む3冠達成など、数多くのタイトル獲得に貢献した。

 オランダ代表では通算96試合37得点。ワールドカップ(W杯)は2006年ドイツ大会から3大会連続で出場し、2010年南アフリカ大会で準優勝し、2014年ブラジル大会は3位。欧州選手権には3回出場し「6つの主要大会でプレーし、最後の数年はキャプテンを務めることができた。全てが忘れがたき時間だった」と振り返った。

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2019年7月5日のニュース