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神戸FWビジャ、盟友トーレスへ惜別弾 終了間際に失点ドローも4戦負けなし

[ 2019年6月23日 05:30 ]

明治安田生命J1第16節   神戸2―2大分 ( 2019年6月22日    ノエスタ )

前半6分、先制点を決め喜ぶ神戸・ビジャ(撮影・後藤 大輝)  
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 各地で6試合が行われ、神戸は大分と2―2で引き分けたものの、4戦負けなしとした。元スペイン代表FWダビド・ビジャ(37)は試合開始早々に先制弾。引退を表明したスペイン代表時代の盟友フェルナンド・トーレス(35=鳥栖)にゴールをささげた。トーレスは1―3で敗れた札幌戦で出番がなかった。

 FWビジャが、かつての盟友に惜別弾を贈った。前半6分、FWウェリントンが相手ボールをカットし、ワンタッチで通したパスに鋭く反応する。「前線からうまくプレスをかけて、いい形がつくれたよ」。チームは終盤の失点でドロー。ただ、MFイニエスタを欠きながら奪った勝ち点1には意味がある。

 これで4戦負けなし。復調気配のチームに手応えを感じるストライカーの表情に一瞬、感慨が浮かんだ。スペイン代表として08年欧州選手権、10年W杯を制し、黄金時代をともに築いたFWフェルナンド・トーレスが現役引退を発表。「彼とはピッチの内外で素晴らしい時間を共有してきた。これからの人生の成功を祈りたい」。友の思いも背負い、ビジャはまだピッチを走り続ける。 

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